ウィリアム・モリスの壁紙

今春、ウィリアム・モリスの新しい見本帳「Archive Ⅱ」が発表されました。

150年前のデザインですので「新作」とご紹介して良いのかどうかわかりませんが、初めて見る

作品ですし、現代に生きる私の目にとってはとても新鮮に映ります。


今回はファブリックと壁紙の見本帳が1冊ずつ発表されました。






こちらは前回の「Archive Ⅰ」で発表された人気柄「いちご泥棒」の壁紙。 ファブリックとは鳥の配置が

少し修正されたデザインとなっています。



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ファブリックデザインとしては定番的存在「デイジー」の壁紙。 こちらも愛らしいデイジー柄を堪能できるよう

背景の下草のないすっきりとしたデザインになっています。


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日本のデザインに影響された菊モチーフのデザイン「クリサンティマム」。 ファブリックデザインよりも柄の

輪郭をぼかした壁紙に適したデザインになっています。


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個人的にとても気に入ったのは、「フルーツ」のデザインに鳥が加えられた「鳥とざくろ」。

黒地にフルーツと鳥のデザインが浮かび上がりシックでエレガントなデザインです。


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この見本帳は、来月中にイギリスからショップに届く予定です。 お楽しみに。  
by bright-style | 2013-04-25 17:04 | ウィリアムモリス

モリスが大好きな作家と、インテリアが大好きなコーディネーターの、日々の創作活動を綴っております。


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