『PIERRE FREY/ピエールフレィ』新作プレゼンテーション ウィリアムモリス正規販売店のブライト
2019年 07月 29日

フランスを代表するブランド、ピエール フレィ社。
1935年にピエール フレィ氏によって設立され
現在は息子さんご家族に引き継がれている
ファミリー・カンパニーです。
この度、アジア担当チーフのMatthieu Frey氏による
新作プレゼンテーションが少人数枠で
開催されましたので行ってきました。
ピエールフレィ社は5つのブランドを有しており、
今回はその中から3つをご紹介いただきました。
1824年創業
『BRAQUNIE/ブラクニエ』
綿プリントや絹織物、手織りラグを得意とするブランドです。

4年ぶりとなる新作コレクションは
『Comptoirs d' Orient/コントワール ドリアン』
18世紀に限定し、2万5千点のアーカイブの中から
25~35歳の若い世代に向けて
作り出されたコレクションです。
シノワズリやエキゾチックなデザインの中に
モダンな家具を合わせることにより
新しい世界観を生み出しています。

確かにここにダイヤモンドチェアを持ってくるのは
新しい感覚かもしれない。。。
ブラクニエは4月にもブログにしたので
https://isobright.exblog.jp/30215225/
今回は違う感じのをご紹介。

こういうのもシノワズリっていうんでしょうか。
日本人からすると中国っぽいと思うけれど
中国では日本ぽいと言われるんだそうです。

これも日本ぽいような中国ぽいような。。
こういうのを取り入れると逆に海外ぽいお部屋になるかも。

お揃いの壁紙もありますよ。

ラグのコレクションも。
凹凸のあるデザインでだいたい平米20万円くらいだそうです。
ラグはオーダーも可能とのことです。
1934年創業
『BOUSSAC/ブサック』

1970年代をイメージした新コレクション
『imagine/イマジン』

テーブルクロスにしたり、
ブランケットのように演出してみたり。

気分は秋冬

ベッドスローになって展示されてました。
スクリーン画像の椅子の張地はこちら↓の生地。

ネップもあってふわふわで繊細そうに見えますが、
マーチンデール(耐摩耗度)3万の丈夫な生地です。

ちょっと古代文字のような民族柄ぽいような印象。
さて、お次は会社名と同じ
『PIERRE FREY/ピエール フレィ』

2019年のコレクションは
『TRIB/トリブ』
昨年はインド、その前はアジアでしたが、
今年は南アフリカがテーマだそうです。
アフリカは民族によって伝統模様が全然違いますが、
今回はヌデベレ族の人々が作り出すアートから
インスピレーションを受けたコレクションです



アルヴァ・アアルトが唯一フランスで手掛けた
Maison Louis Carre(ルイ・カレ邸)で行われたとのこと。
北欧モダン×南アフリカ
違和感を全く感じないのは
かつて画商だったルイ・カレの
ギャラリーを兼ねつつ実際に
生活してた空間だったからかもしれない。。
ちなみにこのお部屋は
画商だったルイ・カレの奥さんの寝室だった模様。
ソファーに張られている白黒の生地
はコレクションの表紙にもなっている柄。
毎度のことながら色が異なるとイメージも変わりますね。



幾何学模様多めになってました。

と、盛りだくさんのプレゼンテーションでした。
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