『FARROW&BALL/ファロー&ボール』新色発表会 ウィリアムモリス正規販売店のブライト
2019年 08月 26日
FARROW&BALL。
1946年にFarrow氏とBall氏が
戦後、灰色になってしまった世界に
最高品質の色を!と創業されました。
素材にこだわり、環境にも優しい塗料です。
これは行くしかない!ってことで
新色発表会に出席してきました。

会場の入り口へ続く階段が素敵にお出迎え。
階段に敷いてあるのは実物の壁紙です。

会場のホールの前には新色の紹介が展示してありましたよ。

FARROW&BALLのカラーチャートは132色と決まっていて
その中からトレンドなどを鑑みて新色と入れ替えるのだそうです。
カラーチャートから外れたお色もアーカイブとして
今まで通り注文可能とのことでした。
そして一つ一つの色にストーリー性を持たせているのも
FARROW&BALLの特徴です。

『SCHOOL HOUSE WHITE/スクールハウスホワイト』
英国の校舎の色を連想させることから名づけられました。
実際のお色はグレーがかったオフホワイトで、
どこか懐かしい穏やかな雰囲気を作り出してくれます。
時代を超越した馴染みのある柔らかなオフホワイトです。
どんな部屋を求めるかによってどんなホワイトを選べば
良いのかヒントにもなり、お色選びもより楽しくなりますね♪

ジョージアン様式からインスパイアされた
シックな赤ベースのブラックです。
実際は紫がかった黒という感じ。
ボヘミアンな雰囲気にもオススメとのこと。
古い革の賛美歌集の色合いを思い起こさせるので、
賞賛の歌にちなんで名付けられました。
「讃美歌集、アンティーク」で画像をググってみると
なるほどなぁと思うお色です。
インテリアには真っ黒よりも馴染み良く使いやすそうです♪

日本のお茶、番茶からのネーミング。
安らぎや穏やかさ、静寂感をもたらしつつも
活気も感じられるお色。
ミッドセンチュリーモダンなインテリアにもオススメです。

フランスはニームで作られる素朴な作業着に使う生地から。
・・・つまりはデニム色ってことです。
どこか現実的で落ち着いた雰囲気は
どんなインテリアも引き立ててくれるお色です。
こんな感じで全ての色に由来や
こんなインテリアにというイメージ、
合わせやすい色の組み合わせなど
見てワクワク、聞いてワクワクな
インテリアに取り入れたくなる紹介なのでした。

ヨーロッパではとにかくメタリックがトレンドで
内装にもその波が来ているんだそうで、
商業施設から一般住宅まで40%位の割合で
メタリックの依頼があるそうです。
で、今回FARROW&BALLの色をメタリックにして
10色が出ました。
塗り方によって全く異なる表情が出るので
そこもまた面白そうです。
私も自宅に取り入れたくなってきました♪

ペイントメーカーでは唯一、
壁紙を出しているメーカーでもあります。
印刷用のインクではなくFARROW&BALLの塗料を使い
自社工場で職人さんによって一つ一つ丁寧に作られています。
今回発表された25種類の壁紙は
全てメタリックを取り入れたカラーとなっていました。
ぜひ実物を見て触ってほしい壁紙です。



全てウォッシャブル加工されているので
水拭き可能なんですって。
また、特殊な糊や特別な貼り方も必要なしとのことでした。
その後は休憩を挟んで
主催のカラーワークスさんから
今回のフィーチャーカラーである「レッド」についてのお話。
この日、社員の方たちは全員が赤いものを身に着けていらっしゃって
「レッド」がどんなメッセージ性を持っているのかなど
お話を伺いました。
とても印象に残ったのは
色は誰しもが「経験と直感」で印象を判断しているっていうことと
色は究極のコミュニケーションなんですよっていうこと。
「レッド」の話に入る前の冒頭の部分なんですが。。
色をうまく取り入れて暮らしを豊かにする
カラーの資格の紹介もありました。

トークショーもありました。
一枚の浮世絵からそれぞれたくさんの情報が詰まっていて
とても興味深いお話でした。


お客様にご提案するにも
その使い心地などを知っていることは
とても大切なことなので有り難いです♪
brightではカーテン以外にもインテリアのリフォームなども
承っております。
ご相談はお気軽にどうぞ♪
by bright-style
| 2019-08-26 10:01
| brightコーディネーター日記